2026年10月17日 総決起集会

飯山市長選挙2026江沢きしおの決意表明

2026年10月17日 総決起集会

江沢きしおの決意表明

なちゅら 大ホールにて(約20分)

  • 4年間でできたこと
  • これからの3つの目標
  • 駅前ホテルと景観審議会について

話した言葉の全文を読む

10月18日 告示日の第一声動画と全文(約6分)/出陣式の応援のごあいさつも

10月18日の第一声は、こちらでご覧いただけます。

話した言葉の全文

4年間でできたこと

皆さんこんにちは。江沢きしおでございます。本日は大変天気が良くて、いろんなところへ行きたいのに、こちらの方に来ていただきまして、大変感謝申し上げます。ありがとうございます。

まず、私はあまり自分が何をしたということを言わないと、いつもそういうこと言われますが、若干、実績を。雪かき支援員、玄関先除雪、これを定着させました。それから学校給食費の無償化では、保育園から始まりまして、小学校、中学校まで全て無償化、この10月からいたしました。これは県内の19市で唯一でございます。それから、日赤病院に対する支援も、毎年1億円近くいたしております。

それから、施設の再利用ということでは、十数年来、手つかずでございました旧城南中学校の跡地の活用について、動き出すことができました。

それから閉校4小学校につきましても、21人の住民、それから公募の方からなる、女性比率が7割ぐらいの委員会でございました。大変活発で、そこからいただいた答申に基づいて、民間の事業者で、その皆さんの希望を叶えられる事業者を現在公募をしているところ、プロポーザル公募とでは失礼いたしました、いわゆる事前にそういうご意思があるかどうかを今確認をさせていただいているところでございます。

それからこの4年間で非常に異例だったのは、クマ対策でございます。クマ対策につきましては、各種防護法の周知に努めました。今ではクマスプレーといっても何のことか間違う人はいないと思います。緩衝帯の整備もいたしました。猟友会の皆さんの待遇についても、まだまだ不足だと思いますが、改善をさせていただきました。それから、先ほどちょっとお話が出ておりましたが、千曲川河川敷に沿って、かなり大規模な伐採を、千曲川河川事務所の方にお願いをして、国費でやっていただくことができました。昨日現在も、まだ今年の部分をやっていただいておりました。

これからの3つの目標

次に、これからの2期目についてでございますが、3つの目標を掲げております。1つは経済を動かすこと。2つ目は暮らしを守るということ。3つ目は基本的人権の尊重とあらゆる差別の撤廃。この3つを大きな目標として掲げております。

経済を動かす 農業

まず経済についてですが、農業と観光業が、この地域の基盤産業でございます。農業につきましては、大事なことは、生産者と消費者をつなぐということが大事だと思います。この地域の中でもそうですし、地域外の消費者とも、この地域の生産者をつなぐことが大事であろうと思います。

昨日も、ガストロノミーというのは食文化ということでいいと思いますが、ガストロノミーで極めてこの世界で著名な金丸弘美さんから、約4時間、いろんなことを教えをいただきました。今後の糧として。金丸さんはこうおっしゃっていました。

飯山には素晴らしい生産者も、素晴らしい産物もたくさんたくさんあると。それを点ではなく線へと、そしてさらに面へとつなげていくということが、大きな産業力になることは間違いない。

消費者が何を望んでいるかをしっかり考えることも大事だと。また生産者は、例えば米を一つ取っても野菜を一つ取っても、こういう点は私の米はあなた方の米よりも優れているという、そういう優れている点を一点必ず持たなければダメだという、いわゆる尖った、いい意味で尖った商品、生産物を作り出すことが大事だと。

ガストロノミー 金丸弘美さん

こういうふうにおっしゃられました。

これらについて、農業をされる方だけでなく、それを販売する方、さらにはそれを食べるところのお店のデザイン、建築家、あるいは一緒に飲むお酒、ソムリエ、そういった方々が、いろんな方が一緒になって考えていくことが大事であるというふうに考えております。

特に米につきましては、この10月から特別栽培米を1キロ1,000円で。中学校は来年3月まで6か月間、小学校については1か月だけですが、これは小学校には以前から個別の農家、あるいは何人かの農家のグループと各学校がつながりがあるので、一気に全てを変えることはしませんが、中学校については、特別栽培米を学校給食で1キロ1,000円で購入いたします。

このことは、次の段階は、いろいろなものが契約栽培に広げていくことを狙いとしております。農業法人あるいは農家さんの所得の確保と、その安定。現在の農政を見ておりますと、もう言うまでもないことです。このような現在のような状況では、農家を続けることはまずできないというふうに思います。国ができないのであれば市がやるしかない。そういう決意で農業に取り組む、その第一歩の一歩でございます。そうご理解ください。

経済を動かす 観光

それから市内の観光業について申し上げますと、現在2つの大きな動き、ムーブメントがございます。一つは斑尾高原です。斑尾高原は1972年に県の企業局が避暑地として開発を始めました。その後、雪の季節の方がさらにいいかもしれないということで、スノーリゾートとして発展をし、何度も経営者が変わったりいたしましたが、現在はPCGというファンドのもとに、妙高地籍と一体となって、この飯山市の斑尾高原まで含めて、大きな開発の中にあります。72年以来ですから、50数年ぶりの大転換の渦中にあります。

そしてもう一つは、戸狩温泉スキー場でございます。この戸狩温泉スキー場はさらに古く、1955年からスキーの民宿で始めて、最盛期には150軒もの民宿が軒を連ねておりました。その後、スキーだけではなく、合宿村あるいは体験村として、グリーン期についても非常に安定したお客さんの確保ができてきた。そういう意味では先駆的なモデルを持っている地域でございますが、

やはり近年、経営者が何回か変わり、昨年の夏に新たな社長が誕生いたしました。濱口弘さんという方でございます。

濱口弘さんのビジネスモデルは、もう繰り返しませんが、簡単に言えば、超富裕層が利用するクラブ制のゲレンデと、それ以外のゲレンデを分けて、クラブ制のゲレンデで上がった利益を、その他の方にも回すという、そういうビジネスモデルでございます。今までニセコにも白馬にも、そして野沢温泉にも、こういうビジネスモデルに挑戦した経営者はいません。日本で初めてであります。

ぜひ、このことも斑尾のことも、2つの大きな動きをしっかりとサポートしていける、そういう観光事業が、まずメインにあろうかと思っております。これに加えまして、現在は以前と違って、ほとんどのお客様が個人のお客様になっているということも、大きなこのムーブメントに重なっているわけでございます。

地域には重要な資源が山のようにあります。例えば新幹線に飯山線、高速のインターチェンジ。また千曲川も、最近は厄介者から、川のアクティビティの場にと展開をしているところであります。それから歴史的なものとしては、藤村ゆかりの寺でありますとか、小菅、福島棚田、また飯山城址。人物では、歴史的な方からいろんな方も、本当にたくさんの、日本の中で評価される人物が誕生しております。農作物も豊富です。そういう、こういうさまざまな地域資源と観光は、それぞれがまた結びついていくということになります。

申し上げた観光業と農業という2つの大きな基盤産業も、これはそれぞれではなくて、いろんな面で結びついていくということになります。そしてこれが順調にできていけば、今よりもずっとずっとずっと強い経済を作ることができます。これをやっていけば、その力でもって、他の分野にもいろんなことをやっていくことができる。そのように確信をいたしております。あとは、やるかやらないかの問題です。

暮らしを守る 雇用と教育

次に雇用を守るということでは、このような経済が成長させることによって、基本的に雇用は守られていくわけでございます。

また教育について、今のいろいろな課題がありますが、私は一番の課題は、飯山高校と農林高校という2つの高校を、飯山市の地元の高校と認識をしております。そしてこの2つがそれぞれの特徴を生かして、魅力をさらにアップしていっていただくということが大事です。その中でも特に農林高校については、非常に建物も古く、長野県教育委員会も全くこれを手直しすることがなく来ていますので、今週中にも4市村の首長の名前で、県に早期に改修工事をするように申し入れをするようにしております。

また、農林高校という名前にも、私はもうこだわることはやめたいと思っております。農林業以外に、観光業あるいは建設業、あるいは建築業、あるいは商業、そういった地域を支えるいろいろな産業の人材が養成される場になるべきだと思っております。そしてその中に一本、芯が必要です。子どもたちにとっての哲学が必要です。それは、農を学ぶのではなくて、農業を通じて学ぶというのは、基盤的な心の育成にとって非常に重要なものだと、そういうふうに位置づけるべきだと思っております。

またその上に、専攻科というものも。これは長野県教育委員会では何年か前に、専攻科も検討するということを言っていたのに、何らこの間検討されていません。ここの専攻科につきましては、いわゆるリカレント教育、社会人の方がもう1回何かを学びたいという、リカレント教育の場にするとか、あるいはいろんな産業の人がそこへ集う拠点にするという、産業の皆さんの関係する人が集まる場にすると、そういうような構想を、あまり期間はないですが、これをつくってしっかり県に訴えていくということが、今、喫緊の課題であるというふうに考えております。

暮らしを守る ゆきんこ号と草刈り

また暮らしを守るということでは、この10月から「ゆきんこ号」という、国内でもまず例を見ない相乗り割引というようなものですね、そういうものの公共交通が始まりました。ぜひ皆さん、これを利用いただいて、育てていただきたいというふうに思います。

また、雪と並んでこの地域の大きな悩み事、日本中そうかもしれません、草です。

草について困っているという訴えが、ものすごく多いです。道、それから田畑、それから神社のような公共の場というか、共有の場についても、高齢化が進んでなかなかできない、というようなことで、何とかしてくれないかという声は山のようにあります。これを何とか国費を使って、雪かき支援員ではなく、草刈り隊というようなものを、既存のいろんな仕組みとも調整しながら、早期に実現に向けて取り組んでいく所存でございます。

基本的人権の尊重とあらゆる差別の撤廃

最後になりますが、基本的人権の尊重、あらゆる差別の撤廃。この中でもどれが一番大事ということではありませんが、私が今一番進めなければならないと思っているのは、男女平等ですね。ジェンダー平等が実現しないと、経済も強くなりません。あらかじめ、これは男の仕事、これは女の仕事というようなことをやっていては、経済の発展を阻害することになりますという意味で、ジェンダー平等を最優先で。今までの発想ではダメです。数段飛び抜けた、突き抜けた発想で、これに取り組むことが必要だと思っております。

駅前ホテルと景観審議会について

また最後になりますが、昨日発売になった北信ローカルの中に、ある議員候補がこういうことを書いております。アンケートに答えて、「景観法に基づく景観審議会にも、現在までその事前協議や届出さえされていない」というふうな批判をしております。

訴訟に際して、原告のホテル側から提出された資料には、以下の記述があります。これは令和4年8月8日、私が市長になった年の8月の話ですね、の期日で、飯山市と事業者が打ち合わせをして、その時、市の側から市の担当係長が、景観の届出は着工30日前までに行うこと、規模が大きいため景観協議会、さらには場合によっては景観審議会の承認が必要になるため、早い段階で一度協議を行うこと、というふうに指摘をしたそうです。そしてそれについて、ホテル側の設計を担当している会社の担当者が、承知しました、9月末基本設計完了予定のため、それ以降に一度確認していただくようにします、と答えた旨、記述がございます。これは裁判所に提出されている、公開されている資料でございます。

足立市政の時の話でございます。その後の秋に、私が市長になっているわけです。江沢が就任した10月28日時点までに、景観審議会の委員は任期が切れたまま、もう6年ぐらい経っておりました。景観審議会というのは、空の審議会になっていたんです。したがって、届出もなかったのは当たり前なことです。

届出するとかしないは事業者の判断でありまして。現在は、昨年12月に景観審議会の委員を私は任命しております。

これは、さっき申し上げた斑尾高原に新しい都市計画を作っていくということで、これはなかなか、新潟県、それから妙高市、飯山市、長野県という4つの地方公共団体が関わってやるので、大変、ある意味で時間を要するんですが、そのために景観審議会を昨年の12月に、すでに立ち上げております。したがって、届出があれば審議は可能となります。

それからもう一つ、その議員は、有識者懇談会にも計画の妥当性を否定する文言はない、有識者会議にも計画の妥当性を否定する文言はない、と言っていますが、有識者会議では、計画の妥当性は審議していただいていないんです。そもそも計画が妥当かどうかなどということは、審議の対象にしていません。しているのは、計画に適合しているのかいないのかを審議していただいたわけです。

そして3人の委員は、いずれもこういうふうに言っています。

本件提案の飯山市景観計画との抵触は、一致しない、抵触はやはり軽視することはできない。

人見有識者

7階建ての高層ホテルの提案が採択されたことは、景観条例への適合性への疑義が生じるところである。

中島有識者

事業者提案は本件プロポーザルの時点で7階建てを予定していたのであり、4ないし5階程度という中層を超えているから、景観計画と適合するものではない。事務執行が法令等に則って適正に行われていたとは言えないと考える。

尾谷有識者

「抵触」というのは、合わないということです。

以上のことから、その候補者のコメントは著しく妥当性を欠くものであるということを、こういう公開の場であまり話す機会がございませんから、申し上げておきたいと思います。

以上で、私の決意表明を終わりとします。ありがとうございました。